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中華
いやいや、最近中国がパワーアップしてきて、そらもう日本人の慌てぶりったらすごいわけですが。
中華思想よろしく中国にすり寄るものあり（島耕作系）、過剰に嫌悪感を抱くものあり（２ちゃんねる系）、そりゃもう大変なわけです。
でまあ、こういうことに敏感に反応してる日本人って、情けないとも言えないことはないが、危機感があるってことはある意味いいことなのかも知れない。最近9条改憲だの、自衛隊の派兵だの、福島瑞穂が卒倒しそうな方向に世の中が流れているが、俺はそのくらい独立国としてフツーだと、何なら核武装もこの勢いでしちゃえば？だいたい意地でも原発とロケット開発やめないのってそれ考えてるからでしょ？って考えなので、まあわりと少なくともこういう危機感を持った方が国としてはよろしいような。
でも、中国が大国化しても案外日本としてはそれほど脅威じゃなかったりして。アメリカと中国の間でバランスをとる位置ってのは意外と今よりも健全な状態って気もするし、輸出大国の日本としては、どんどんものを買ってくれる国があった方がいいに決まっている。（アメリカはあんまり売りすぎると因縁つけてくるし。）
で、中国がでかくなって一番やばいのは、普通に考えて陸続きで比較的中華圏に取り込まれやすい北朝鮮と韓国だと俺は思うのだが、朝鮮半島の国々にその危機感がイマイチ感じられないのってなんでなんだろうね？反日で気が合うから別にいいやってニュアンスなのかなあ。反日・反米で盛り上がってる場合かと言う気はします。単に俺が知らないだけで韓国の知識人とかは実際は危機を感じてるのかもしれないけど。
東南アジアの国々は、中国に対しての危機感をかなりもってるよね。中国は日本に圧力かけてくるときにすぐに「アジアの国々の気持ちを考えろ」って言うのですが、実際のところ中国と朝鮮半島以外のアジア国家は、日本よりも中国にはるかに怯えているというのが面白かったりする。
個人的には中国はやっぱり天下三分の計ってことで、3つくらいに分割した方がヨーロッパみたいに適度にバランスがとれていいような。もしくは春秋戦国時代で7つとか。（実際春秋戦国時代が文化的にも技術的にも中国のピークだったって説もあります）
2005年02月03日01時59分
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