■超適当にやってようぜ
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スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX

を買いました。もしかしてオレのことだから
「スターウォーズ?ケッ!」
とか言ってると思いました?いや、スターウォーズの最初の三部作は結構好きなんですよ。

初期のスターウォーズの何がいいって、メカデザインがいい!あのロボット(ドロイド)や宇宙船やらの機械類のセンスの良さや独創性は他のSFにはないでしょう。特に僕は4足歩行ロボットが好きなので、この映画の中で一番好きなびっくりどっきりメカはAT-ATです!
日本は戦争放棄で平和主義だから、どうも兵器開発したり売ったりしちゃいかん!みたいな雰囲気ですが、こういう二足歩行や四足歩行の平気なら作ってもいいんじゃないのか?なんか知らんけど面白いし。地雷撤去ロボットなんて攻撃用に簡単に転用出来そうな気がします。

それにしても前から疑問なのが、

・最初の3部作があれだけ面白いのに、なぜエピソード*シリーズはまったく面白くないのか?

・初期の張りぼての特撮が結構いい味をしているのに、ルーカスはなんであんな余計なCGに差し替えてご満悦なのか?

・CGにしてもきちんと作りこめばそれほどイヤミにならずにすむのに(指輪物語はよくできてると思う)、エピソード*シリーズのCGは、なんで不自然で嘘くさく、くどいCGなのか?

・ルーカスがコメンタリーで「ここはこだわったんだよー」みたいなところはだいたいどうでもいいところ(もしくは余計なことをしてだめになっているところ)じゃないか?


などなど。それらの疑問について考えるうちに到達した仮説がこれ
「ジョージルーカスは実は才能ないんじゃないの」説
最近俺の中で有力になってきております。
最初の3部作は実はルーカス以外の監督・スタッフ・原作・俳優がよかっただけなんじゃないの?

特にハリソン・フォードのかっこよさ、顔とかじゃなく人間的な魅力はやはり今見てもすごい、輝いている!と感心してしまいました。それに比べてエピソード2のアナキン役の若い人、色男かもしれないけど人を惹きつけるものがまったくない。というかなんだか見ていてむかつく。彼の人徳のなさにかかると、お姫様とのロマンティックな恋愛も「あーはいはい何の努力もせずにモテてSEXできるやつはいいよね〜。やりまくりだね〜」くらいの不快感しか感じません。

ちなみにレイア姫役の人、初めてスターウォーズを見た子供の時から
「『美しいお姫様』って設定のわりには不細工だなあ」
と子供心に疑問に思っていたわけです。
(まーそこが逆に変にいやらしい目で見ないので、結果的にお姫様としての品位を保つのによかった気もする)

で、エピソード1でパドメ役の人がまだ若くてけっこうかわいくて、俺としては、
「スターウォーズのお姫様がかわいいなんてルール違反である!スターウォーズの伝統として、お姫様はすべからく不細工であるべき!不細工なのにみんな『美しい…』なんてあっという間に恋に落ちるあの不条理さにこそ真の演技力が問われるのだ!」
と憤慨していたのですが、エピソード2を見てあらびっくり。
「同一人物なのにちゃんとブスになってる!」

なんか外人にありがちな「大人になって成長すると大味になって魅力半減」(類似例:ブルック・シールズ)パターンの美少女だったらしく、なんか妙に骨太になっていてぜんぜんかわいくもきれいでもない。これ、ちゃんと俺の欲する「スターウォーズのお姫様はブス伝説」にあわせてくれたのかなあ。ご苦労さんでございます。

2004年09月27日22時42分

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