なにが言いたいの?「超適当にやってようぜ」

なんだか最近教育テレビがおかしい

なんだか最近教育テレビがおかしい。

語学講座においても、英語以外のイタリア語、中国語などの講座にその語学とは特に関係ない女性タレント(中根かすみ、北川えり、吉岡美穂、あんじ等)を起用。露骨にキャストで視聴率を狙う作戦に出てきています。(まあ、あんじ目当てにロシア語講座を見る人が果たしているかどうかは不明)

その中でもイタリア語会話の吉岡美穂はちょっとひどすぎる。教育テレビとしては不謹慎なくらいの露出の高い格好をしてくる上に、もともと体だけが取り柄の女だけあって露骨に頭の働きが悪く、何か言われてから返事をするまでの時間が長すぎて異常に間が悪い。その上知能がヤバイのではないかとも疑われる舌足らずの無気力な口調。焦点の合っていない目。温厚そうなジローラモも心なしかイライラが募っているようにも見受けられます。

この路線になってから語学講座の視聴率は上がったらしいのですが、こんな露骨な視聴率稼ぎのお色気作戦に鞍替えされて、昔から真面目に語学習得目的で見ている長年の語学講座ファンはいったいどう思っているんでしょう。そもそも公共放送で視聴率をそこまでしてあげる必要性は何なのでしょう?(幸いに俺が目的の英語講座は人気を出そうという狙いはあるものの、下品なお色気路線ではないのでかろうじて安心)

それに加えて夕方からやっている天才テレビくん。もともと何を狙っているのかよく分からない枠だったのですが、なんだか民放の子供番組を意識してバラエティ路線に鞍替えしたようで、最近極楽とんぼやテツandトモなどの五月蠅いお笑いタレントを出して視聴率を狙っているようです。おはスタのようにしたいのかな?

もともと俺が教育テレビをよく見るようになったのは、なんとなくTVを流しっぱなしする習慣があり、民放の番組はタレントが意図的にテンションを挙げて騒ぎまくるのがうるさくてしょうがない(音を消していても映像自体がうるさい)ので、別に見たい番組があるわけではないが静かで落ち着いて見れる番組が多いと言うことで、教育にチャンネルを合わせていたという訳なのですが、これではまったく台無し。

しかもよりによって極楽とんぼ・テツandトモなんて、別に面白くもないのにテンションをあげてただ大騒ぎをするだけが取り柄のタレントの典型なのに、そういう奴らをあえて教育で起用するセンスを疑います。もともと知名度の高いお笑いを出して人気を取ろうという民放バラエティ路線ってだけでもイヤなのに、どのタレントを起用するかという判断でこの二組を選ぶ担当者の笑いのセンスのなさ!

天才テレビくんは他の曜日でもなんだかハーフのガキタレントをアイドルグループのように組み合わせてどうでもいい歌を歌わせ、出来の悪いプロモーションビデオのようなものを流していたりもします。もしかしてアイドルで一山当てたいんですかね?また、子供向けと言うより露骨にオタク向けのアニメを流しているのも全く疑問。あれ?こっちもテレビ東京路線ですか?テレ東から誰か引き抜いたとか?

とにかく、教育テレビは今まで、
・予算はかけられない
・堅苦しいくらいの真面目な作り
・品位を保つ

という不文律のモットーがあったように思うのですが、ここ最近の教育テレビは全体的な印象としては
・とにかく「視聴率」をあげよう!
・そのためには民放のノウハウを見習おう!
・予算もそのためには多少使ってよし

という今までとまるで違った姿勢が見えてきます。俺はテレビ局の仕組みを良く知りませんが、教育テレビの方向性を決める立場にあるトップが入れ替わったのではないか?と勘ぐってしまいます。

民放的なバラエティを見たいのなら民放を見るんであって、無駄にタレントのギャラに予算を費やしたあげく出来の悪い「民放もどき」を見せられるのではたまったもんではありませんな。もともと民放とは全く違った観点でユニークな番組を作っていただけに残念です。


2002年08月28日19時12分


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