なにが言いたいの?「超適当にやってようぜ」

ワンナイ

ワンナイの
・雨上がり
・ドンドコドン
・ガレッジ
というキャスティングって、
どうして俺の嫌いなお笑い芸人をそんなに正確に知ってるの?
ってくらい典型的に嫌いな3組なんですけど(そういやこの3組、面白くなくなったパパパパ後半でよく出てきましたね)。明らかに俺を怒らせようとしてないか?ってことはありえないけど、俺と笑いの感性がまったく正反対の人間ってのが世の中には結構いて、そういう人が番組のキャストを決定しているというのは確かなんでしょう。

ちなみにこの3組のギャグの特徴(かつ、俺の嫌いなところ)は、純粋に面白いことを言ったりやったりするというより、定番の顔や動きやネタで「ここで笑うんですよ」っていう分かりやすい合図を出すことによって笑いを誘うというパターンを得意としているところ。別にそれ自体面白くも何ともないんだけど、「ここが笑うところですよ〜」というある意味テロップ的な合図を自ら出して笑うことを強制してくるんですね。まあ、どこで笑っていいのか自分で判断できないようなお子さま達には安心できて非常に助かるんでしょうね、このタイプの芸人は。小学生の頃の「クラスの面白いやつ」レベルというか。子供って合図がないとどこで笑っていいのか分からないからね。

あと、あれだけ面白かった虎ノ門が番組改編の縮小であそこまで面白くなくなるってのもすごいですね。さすが面白い番組にわざわざ手を入れてつまらなくすることに関してはキャリア抜群のテレビ朝日。見事です。俺が前に別番組についてここで語った「井筒はつっこまずにありがたがって話を聞くとまったく面白くない」っていうのをわざわざその通りにしちゃっている。蛭子さんをわざわざ外して美保純みたいな勘違い女を辛口映画批評ができるってだけで起用してるし。似たような辛口批評を2本並べても単調なだけなのに、蛭子さんのちょっと毛色の違う雰囲気がなんのためにあったのか、作ってる本人がよく分かっていないご様子。
今までいた「映画にまったく興味がなくて話をまぜっかえすだけ」という役どころの芸人もいなくなって、なんだかみんなで神妙に井筒監督の話を聞いちゃって、今さら映画を真面目に語る番組なんて作ってどうするの?

予算がないって言う割には天声慎吾と限りなく同じ作りのありきたりなキャイーンの新番組を虎ノ門の前に持ってくるし。まったく不思議な局ですね、テレ朝って。
2002年04月13日19時44分


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