バカもの見たさ
ああ、最近精神活動が低調で困る。具体的に言うと何もする気力もおこらない。しかも今の立場的に、何もする気がないと何もしないで済むところが怖い。そのくせ、何もしないで一日過ごすとものすごく後悔してしまう。
それにしても寝るのは楽しい。寝るのは気持ちいい。寝るのはラクだ。ずっと寝ていたい。健康な人間は
12時間も寝るとさすがにそれ以上寝れなくなってしまうのだが、それが悔しいくらい寝るのが好きだ。現実世界で目覚めていると、物質的な有限さや人とのコミュニケーションの限界をひしひしと感じて一人でいようと人といようと結局陰鬱な気分になるのだが、寝ていて夢でも見ていると一気にそんな限界から解き放たれるような気がする。俺にとっては睡眠は麻薬のような存在だな。もっと永遠に寝ていたい。ってそれじゃ昏睡状態と変わらんね。
どうでもいいけど、インターネットの普及により他人のどうでもいい情報発信や意見表明を目にすることが多くなりました。文章というのは怖いもので、実際に会ってしゃべっていた時には感じなかったその人の愚かさや、今までなら会わなかったはずの人の愚かさなどを目の当たりにしてしまう羽目になります。端的に言えば、「こいつあったまわりいなあ」という文章を目にする機会がふえたということです。
それでそういうアホの発言などを聞いて「ほんとバカじゃねえのこいつ」と勝手に怒っている機会も多いわけですが、そこまで腹がたつんなら見に行かなければいいものをついついまた見に行って、やっぱりその人の馬鹿さ加減を確認して「ああ、こいつ相変わらずバカだ」とあえて何回も怒ってしまうことが俺はあります。腹がたつの分かってて、怒るために何度も見に行ってるという。
別にそれで優越感を得ているというわけでもなくて本当に不愉快なんですけど、ついつい「怖いもの見たさ」のように見てしまう。そんな「バカもの見たさ」ってことはありませんか??つうかそんな無駄なことしてる俺もやっぱりバカ?もしかしてこのページもバカ見たさに来てる?
2001年01月19日00時09分