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「三丁目の夕日-夕焼けの詩」西岸良平(小学館)


西岸良平の言わずと知れた代表作。題名や作者名を聞いてピンとこない人も絵柄を見れば「ああ、あれか」と納得する人も多いと思います。ビッグコミックオリジナルで長期連載されているおなじみの漫画です。

元々この漫画は知っていたし、なんとなく立ち読みをしていたのですが、最近になって急にこの作品にハマってしまうようになりました。古き良き昭和30年代の町並みや生活を描いたほのぼの漫画。一見毒にも薬にもならない漫画のようでありながら、不思議といくら読んでも飽きの来ない麻薬のような魅力を備えています。またこれだけ長期連載していて、さらに「三丁目の人々の生活」という限られたジャンルの話でありながら一話一話がマンネリ化、パターン化することもなくすべて新鮮に読めること。これはすごいと思います。

また、イメージ通りのおめでたいほのぼのストーリーばかりかと言えばそうでもなく、実は絵があれなのでそれほど深刻にはならないが、ものすごく暗い話もけっこうあります。比較的最近のストーリーで「やもりの唄」という話があるのですが、これは優しい家族の住んでいる家に住みついているやもりが、冬眠に入ったのにもかかわらず妙に暑いので目を覚ますと家が火事で、家族が全員焼け死んでしまい別の家に避難したやもりが前の家族を思いだして悲しく鳴く、というもの悲しい話。やもりは動物だけあって火事だと気づくほど考えが回らないので「みんな、どこへ行ったんだろう」と思っているところがまた泣ける。

ある程度三丁目内でレギュラーのキャラクターはいるものの、基本的に一話完結型でスッキリ読めるのも楽でいいです。あまり頭を使いたくないとき、神経がいらだっているときに読むとすごくリラックスできる漫画です。実際私は寝る前によく読みます。また、一度読んでおしまいではなく、何度読んでもそのたびに味わい深く読めるのもこの作品の特徴です。「ほのぼの」というイメージや「昭和30年代の人が懐かしんで読むだけだろ」と敬遠する人もいるかと思いますが、ぜひ偏見を廃して読んでみて欲しいものです。現に私は年代的に30年代の生活や文化は全く知りませんが、十分楽しめます。

ところでこの漫画、「三丁目の夕日」と「夕焼けの詩」と二つの名前が併記してあるのでどっちで呼ぶか悩みます。私は「三丁目の夕日」と呼んでますけど、、、。単行本のタイトルは「夕焼けの詩」が大きく描いてあるのですが、ビックオリジナルでは「三丁目の夕日」と表記してあるところがまた悩むところ、、、。




2001年10月13日17時45分

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